キャリアチェンジを成功に導く職務経歴書作成のコツ

未経験でも大丈夫

未経験の職種に転職する場合、職務経歴書に記載した職歴がアピールポイントにならない可能性があります。異なる職種へのキャリアチェンジにリスクがあるのは確かです。しかし、だからといって諦めることはありません。これまでの看護師としての経験の中で、本当に活かせるポイントはないのかをあらためて確認してください。もしかしたら、直結はしなくとも共通点があるかもしれませんよ。積極的に取り組んでいく姿勢をアピールできれば、未経験であっても好印象を与えられるはずです。

相手がイメージしやすいように記載する

まず、採用担当者への配慮を忘れないようにしてください。異なる職種の仕事には、その職種特有のルールや専門用語が存在します。これは、今まで違う職種で働いてきた人にとってはわかりづらい部分です。そのため、これまでのキャリアを書いたとしても、応募先企業との接点がなければ伝わらないかもしれません。職務経歴書を書く際は、採用担当者がイメージしやすいように業務内容を細かく記すようにしてくださいね。実績をアピールする際も、その実績がどれくらいすごいことなのかを伝えられるようにしましょう。具体的な数字を盛り込むと相手はイメージしやすいですよ。

謙遜し過ぎはダメ

未経験だからといって謙遜し過ぎないようにしてくださいね。必要以上に「未経験ではありますが～」と書くと、「自信がないのかな」というマイナスイメージを与えます。例えば、「遅いスタートではありますが、日々努力を重ねて積極的に学んでいくつもりです」といった感じで、「熱意は誰にも負けません」という姿勢をアピールしてくださいね。また、学生時代などにアルバイトで近い職種を経験したことがあるなら、忘れずに記載しましょう。

資格取得が最も効果的

未経験の職種にキャリアチェンジする際に最も有効なのは「資格取得」です。余裕があるなら、応募する前にその職種で役立つ資格を取得しておきましょう。看護師から介護士へ転職するのであれば、介護系の資格を取得しておくと強力なアピールポイントになります。ITエンジニアへ転職するのであれば、「現在○○スクールでエンジニアとしての技術を学んでいます」とアピールしてください。資格は業務内容に直結するので、好印象を与えることができますよ。