キャリアチェンジを成功に導く志望動機作成のポイント

なぜチャレンジしようと思ったのか

まずは、なぜ未経験の職種にチャレンジしようと思ったのかを明確にしなければなりません。同じ職種に転職する場合、採用側もある程度の「慣れ」があります。しかし、未経験から始めるとなれば採用側は「本当にウチにとってメリットのある人材なのか」「どういった目的や動機があって応募したのか」を厳しく見ます。「どうしてこの業界なのか」「どうしてこの会社なのか」「入社したらどういったことをしたいのか」を事前にまとめておきましょうね。

求められているスキルを理解する

看護師は特殊な職種ではありますが、社会人としてこれまで培った経験やスキルはどの業界でも通用するはずです。基礎的なビジネススキルだけでなく、より細かくどういったスキルが求められているのかを理解し、上手にアピールしましょう。たとえ、求められているスキルと現在持っているスキルが直結しなくても、今後に活かせる部分や共通点があればOKです。これまでの経験をどのように活かせるかを明確にすることで、相手も採用した後のイメージを持ちやすくなりますよ。

コミュニケーション力をアピール

「積極的に仕事に取り組む姿勢」「適応力があること」の2点をアピールしてください。未経験であれば、当然ながら学ばなければならないことがたくさんあります。新たな知識やスキルを積極的に学んでいく姿勢がなければ採用されるのは難しいでしょう。特に、コミュニケーション力は重要です。職場にすぐに馴染めるかどうかを判断するポイントとなるので、看護師の仕事で鍛えたコミュニケーション力を上手にアピールしてくださいね。

今後のキャリアビジョン

熱意だけをアピールしても採用には至りません。熱意があることに加えて、「今後の具体的なキャリアビジョン」をアピールしましょう。新たに挑戦する業界で、どのようなステップを踏んでいくつもりなのかを伝えてください。明確な目標を提示することで、「この人を採用したい」と思ってもらえるはずですよ。

勉強中であることをアピール

もし、転職活動を始めた時点で資格勉強を進めているのであれば忘れずにアピールしてください。前向きな姿勢があることを伝えられると同時に、仕事に必要な知識やスキルをすでにある程度持っていることを伝えられますよ。特に、介護業界などは資格職なので強力なアピールポイントとなるでしょう。
熱意と具体的なビジョン、そして現在取り組んでいることを上手く盛り込んだ履歴書を作成して、転職活動を有利に進めていってくださいね。